関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.06.15

仙台の友人より NO.35

仙台の友人より NO.35

 仙台の友人<クボ>さんの 6/14の日記の転載。
「持続」

震災から3カ月が過ぎました。
生活もほとんど震災前と変わらない生活に戻りました。
遅れている時間を取り戻すかのように、仕事に追われてます。
変らないのは、時間を作っては被災地に物資を運ぶことだけ。
津波の爪痕は、瓦礫の撤去が進んでも
時間がかかる問題だと日々感じてます。
宮城は被災地です
でも被災者か否か。
日記に書きたいのですが、被災者の代弁をと思うと
自分がこういうことを書いていいのだろうかと感じることが多くなりました。
ぶれてきているのかなぁ。
さて、6月は宮城で大きな地震が2回ありました。
故に防災月間でもあります。
先週、市内の小学校で統一の帰宅訓練がありました。
大規模災害が起こった時、親が子を迎えに行く内容の訓練でした。
この規模の訓練は、過去にも聞いた事がありませんでした。
是非、みなさんの地域でも、話しあっていただけたらと思ってます。
津波の被害に遭った地域は今、瓦礫撤去がすすんでます。
その為、チリやほこりが舞い上がりマスクなしでは、なかなか
つらい状況です。仮設住宅も少しずつですができ上ってきました。
でも、場所によっては水道がでないのです。
仮設に入ると食糧支援がありません。
おまけに水も出ない状況の場所では
仮設住宅入りをためらう方も多いのが現実です。
場所の移動は動くたび向上するのであれば人も移動を開始するのでしょうけど
今いる場所よりも不便になるのでは移動したくないと言うのが本音です。
もう少し丁寧なそして暮らしやすい環境の整備を早急にしていただきたいと
思ってます。
少しずつの支援ですが、安定した生活が取り戻せるまで
持続した支援を続けていこうと思ってます。
ご協力お願いします