令和3年3月16日　母（関　和子）が他界いたしました。

通夜式・告別式は家族葬で執り行いました。

本来なら母にご縁のあった方々に参列していただき、葬儀を行いたかったのですが、コロナの影響を考慮し最小限度で行う判断をいたしました。

パーキンソン病を患い20年余り経ちます。

手指の震えから、体全体の震えとなり、最近は薬のおかげか震えは少なくなっていましたが、ここ1年程は自分の足で歩けない状況が続いていました。

週の半分はデイサービスでお世話になり、ない日は訪問介護やリハビリなど毎日予定が組まれていました。

3年程前から土曜日の夜は母の部屋で一緒に過ごしていました。

週末の夜にこけて怪我をする状況が続いたので、予防も兼ねてのお泊りをしてました。

週1回のわずかな時間でしたが、私が出来る唯一の母への介護でした。

そのことで、兄や義姉も夜間の1日心が休まる日が出来たと思います。

私にとっても休肝日でした。

今年に入りそろそろ母の若い時の話を聞いて、文章でまとめようかとも考えてました。

でも、夜9時に伺うとすでに寝ていることが多くなり、ろくに話も出来ない事が増えていました。

そんな時に突然の逝去。

もう話も出来ないこと。土曜日の夜に泊まりに行く必要がなくなったこと。

しっかりと受け止めて、母へ「お疲れ様」と伝えた。