2009.07.10
建築無料相談会
建築無料相談会
明日(7/11)は、東浦町勤労福祉会館において、建築無料相談会を実施します。
午前中は、私(関 浩二)が担当し、午後は専務(兄 正人)が担当します。
小さな事でも結構です。遊びがてらお出かけください。
昨日(7/9)東海市の7/5に棟上げした現場の壁塗り作業でした。
大工の健治君が壁を塗っています。今後このような光景が見えなくなる加工性があったため写真をとりました。
現在新築される住宅のうち、土壁を付ける住宅は100軒に1軒くらいの割合になっているのではないでしょうか?
関建築では土壁を好むお客さまが多いです。
土壁には、断熱効果・防音効果・調湿効果・防火性能などさまざまな利点があります。
1つづつの性能を比較するとより優れた商品はあります。土壁自体は飛びぬけた性能はありませんが、全体のバランスを考慮した際には抜群の素材だと思います。
また、エコの観点からしても、素材は土なので解体時のリサイクルは当然ですが、当社の使用している壁土は、刈谷市の宮田建材より購入していますが、リサイクル瓦のチップを混ぜています。素焼き状の粒子を混入することにより、より湿度調整の性能が優れています。また、土に混ぜるワラですが、こちらも畳の藁床をリサイクルして使用しています。
土壁を使う方が少なくなってきている原因の一つに工期の問題があります。
壁を乾かす時間が必要になるためです。通常より1ヶ月余分にかかります。
また、壁をつけるための小舞竹の作業にも2週間近くかかります。
関建築では、既製品小舞竹の活用により、竹を編む工期の短縮を図りました。また、外部より土壁を付けることにより、裏返し(反対の面)の乾燥時期と重ね造作の準備を始めています。
また若い大工さんは、壁塗りを手伝っています。この事でも現場での時間のロスを少なくしています。
昨日は、私もコテを持ち一日現場で壁を塗りました。
最近現場での作業をしていないため、バテバテの状態でしたが何とか壁塗りが終了できました。本日、体中が筋肉痛です。