2010.07.28
床下工事
床下工事
7月に入り、床下の相談件数が増えました。
シロアリもありましたが、床下の湿気に関する相談が多く、梅雨が終っても湿度が高いためかカビが多く発生しています。
今回の工事では、床下に乾燥剤(珪酸カルシュウム)を敷き、合わせて強制換気をするための床下換気扇と床下での気流を拡散させるためのクロスファンを取り付けました。
写真は床下乾燥剤です。1坪あたり2袋敷きこみます。
湿度を調節させる効果があるため、乾燥時期には水分を放出させ、床下の状態を安定させます。
先日行なった工事では、シロアリの予防の工事の際に、カビ防止剤を混ぜて床下に散布しました。
床下が乾いていれば、シロアリも寄り付きにくくなります。
今の時期は、シロアリの巣別れは終っていますが、キクイムシが多く発生しています。
天井から白い粉が落ちてくるとか、朝床に粉が落ちているという症状がそうです。
キクイムシはこの時期に羽化し、針先くらいの穴を明け飛び立ちます。
上記のような症状が出ていましたらご連絡ください。
早めの対策が重要です。