関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.03.25

仙台の友人より⑦

仙台の友人より⑦

 仙台の友人<クボ>さんのMIXIでの 3/22の日記より転載。
「仲間」

今日、津波被害に遭われた方たちが続々と仙台へ
東松島の大森君
母を仙台の病院に連れてくるとのことで
昨日より、かき集めた物資を段ボールに詰めて準備してました。
電気、水道が止まり、唯一プロパンを使っていたのでガスだけが
使える状況。
必要なものも仙台とは異なってきます。
懐中電灯であったり、電池であったり。
仲間の情報とコネをつかい、なんとか準備できました。
そこに、同じく津波被害がひどかった石巻雄勝のメンバーからも
物資不足のSOS
県連に支援の要請をするため仙台に寄るとのことなので
同じく電池をまた買い出しに行きなんとか揃えてきました。
場所場所によってライフラインの状況が異なるので
必要なものも変わってきます。
その情報をもとに必要なものを振り分けながら支援してます。
ガソリンがあれば・・・。
今はそれだけです。
本来であれば、民間のヘリが飛んでいてもいいのに
仙台空港があの状態なので
動いているヘリは、自衛隊と報道関係だけと聞き
必要なヘリを報道関係が4機も使っている事に
いらだちと、はらただしさを感じます。
食べられない、かわいそうな人を写すなら
その人たちの為に食べ物を与えてほしい。
そんな事を、思ってます。
衛生状況の悪化や体力低下でウイルス性胃腸炎や
インフルエンザもでてきました。
医療不足で、熱にうなされ続ける方に
汲んできた茶色い水で濡れタオルを当てている姿を想像してください。
今日こちらに来た方は、みんなガソリンが1目盛りもなく
車が動かなくなってしまったらと思いながら
家族の為、自分がいる避難所の為に動いてます。
彼らの気持ちにできるだけ応えられる
そんな行動をとれるようがんばります。
最後に、みなさんの支援のおかげで少しずつ
食べ物はいきわたるようになってきたように思います。
仙台から沿岸部に必要な物資を懸命に届けています。
本当にありがとうございます。
震災より2週間が過ぎました。
TV番組も以前と同様に流れています。ACのコマーシャルも。
震災の被害が直接なかった私たちには、少しずつ被災地が風化しているように思えてきています。
クボさんの日記をこのまま連載していていいのだろうかと迷いもありましたが、やはり生の声をみなさんに届けることも私の役目だと思いますので、続けさせていただきます。
復興には長期戦になると思います。長く支援していきます。