関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.04.29

仙台の友人より NO.31

仙台の友人より NO.31

 仙台の友人<クボ>さんの 4/27の日記の転載。
「3.11(岩沼)」

今日、取引先の担当者が店にきました。
ここの会社は、岩沼の空港南に事務所があります。
震災発生時には、家に帰る途中のパートの方が津波にのまれ2名亡くなりました。
事務所にいた社員は、脚立でなんとか屋根に上り難を逃れたそうです。
地震直後の停電。
崩れた在庫の整理をしていたそうです。
遠くから、県南下水センターのタンクが事務所に向かってくるのが見えたそうです。
黒い水が近づいてくるのを見たとき、津波が来たと初めて知ったそうです。
事務所にいる人に、すぐ津波が来たと伝え
目の前にあった脚立ですぐに屋根に登り始めました。
屋根から津波を見ていると
会社の前の道路をバックで走る大型トラック
津波の早さを感じたのか急に止まり
その会社に向かって走り、上げてくれ!と頼んだそうです。
その運転手さんを屋根に上げた瞬間に津波が押し寄せ
壁にぶつかる水の音がすさまじかったと言ってました。
みるみる水かさが上がる。
倉庫の屋根まで、あと50センチのところまで
津波が押し寄せている。
みな、死を覚悟したそうです。
夜8時を過ぎ水かさが、下がってきたのを確認でき
初めて助かったと感じたそうです。
会社の中から燃える物を探し
震えながら、一晩をすごした。
朝、周りが確認できるようになったとき
あたり一面の景色がまるっきり変っていることに恐怖を覚えたそうです。
車が流された為、3時間かけ子供を預けている保育所にたどりついたそうです。
奥様も、南浜中央病院で津波の被害に遭っていて
しばらくしてから、家族全員無事が確認できたそうです。
津波の早さは、時速100キロだったと先日、紙面で発表になってました。
これだけでも、一般道を車で逃げることが困難なのはわかっていただけると思います。