関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2012.12.12

お気よつけください。

お気よつけください。

 昨日(12/11) 夕方お客様からお電話を頂きました。
「屋根の瓦がずいぶんとズレていて早く修理しないといけない。」
「ついでに天井裏も無料点検します。」
と、以前取り付けた床下換気扇の業者に言われたのですが、関さんみてもらえない?
私からは、「大丈夫ですからすぐにその業者に断りを入れてください」とお願いしておきました。
無料点検と称し、いろいろと調べ、時には一部を破損させ、写真を見せて不安心をあおり、高い見積書に契約をさせる。
お客様が検討する時間(余裕)もないまま、たたみこむように契約を急がせる。
印鑑をいただいたら即工事部隊が突入し、スピーディーに終わらせ、工事額の請求がくる。
施工の不備など後日連絡を入れても電話は繋がらない。
私は、こんなお客様をたくさん見ています。
時には、「なんであなたが言ってくれなっかのか」と叱られます。
不要な工事をお客様におしつけるようなことは私は出来ません。
以前、床の工事に伺った際には、床下の束材に大きなステンレスの金物がやたらとついていました。
1か所〇万円で、〇〇本だから〇〇万円って感じで支払われたのでしょう。
きっと業者から「これで地震が来ても床は抜けませんよ」とでも言われたことでしょう。
無料の床下点検から始まる一連のセールスは、業者間ではこのお客はだませるぞ!って伝わっています。
無料だから、見てもらうだけだからと油断をせずに、「うちには専属の人がいますから」と言ってください。
本当に心配でしたら、すぐに連絡をください。
地域は地域の職人がしっかりとお守りします。