2009.07.29
良友会その②
良友会その②
7/25の消灯は20時でした。早い人はすぐ就寝。
私を含め数人は、そんな時間に寝れずに添乗員さんの部屋にて2次会。0時就寝。
翌日の26日、起床3時。
リックサックを背負い、登山口までバス移動です。
大峰山は現在も女人禁制を守る信仰の山です。入り口には結界門があります。信仰のため登山をされる人を「行者」さんと呼びます。白装束をまとい、数珠をかけ、腰には毛皮をつけ、ほら貝を持っている方、鈴を持っている方など、正装をされ修行(登山)しています。前日には神社の池にて水業をします。とても冷たい水につかり般若心経を唱え身を清めます。
世界遺産に登録されてからは、一般の登山の方も増えたそうです。
登山ガイドさんについていただき、3:40ついに登山開始。
暗闇の中、登山道を懐中電灯をたよりに登ります。
休憩所にてお経を唱える一行
5時近くになり、やっと夜が明けだしてきました。
暗闇の恐怖から開放され、少し気分が軽くなりました。
快晴です。ご来光が拝めました。
鎖をたよりに登る箇所もあります。崖を登る箇所ではガイドさんが足の位置の指示を出します。当然命綱などありません。びくびくです。
西の覗き
崖の下に祀られた像?を崖の上から身を乗りだし拝みます。
ガイドさんが足を持ち、肩にひもを架けます。数百メートルあろう断崖絶壁から身を押し出されます。非常に怖~い修行です。
この業は、初めて登る方はやらなかればなりません。(私は3回くらい経験がありますので今回は辞退しました)見てても怖い。
8時 2名脱落者が出ましたが無事山頂に到着。記念撮影をし下山です。
9時 雨がぽつぽつ。登る際には非常に天候が良かったのですが、山の天気は変わりやすく、残り30分カッパを着て下山しました。
本当に私は「晴れ男」だと実感しました。前日は雷を伴う大雨で登山も危うい状況でした。それなのに登っている時は快晴。下山してからはずっと雨。
宿に戻り、温泉に入り、昼食を食べ、13時十津川へ向け出発。4時間のドライブです。
その③へ続く。