関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2009.09.23

統計学

統計学

私の中での統計学的に言うと、100人に2人程度は、困ったお客さんに遭遇します。
年間に100件以上のお客さんに対応している私の場合、1年に1・2度そんなお方に出くわしてしまうのです。
出来る限り事前の打合せなどの際には、慎重にお客さんに対応しています。
お客さんが何に重点をおき、何を望んでいるか。また、そのために私自身が何を提案できるのか。いろいろ考えながら打合せをしています。
家族構成や将来のこと。
先日、相談会に来ていただいた方には、借家の耐震補強について尋ねられました。
私の判断は、費用をかけて補強しても家賃の値上げが出来ないのなら工事しないほうが良い。
そのかわりに、きちんと不動産業者を通し、賃貸契約を結ぶようにとお答えしました。
親世代からの借家を長年低い家賃で貸しているとのことでの回答です。
建築業者としては、不適当な回答だったかもしれません。
前途の話題に戻ります。
今回は、お客様本人ではなく、隣の方に問題がありそうです。
解体業者は古い建物を壊して終り。
その後に私達は、新しい建物を造ります。完成すれば終り。
でも、そこに住む人はずっとそこで生活します。
建物を建てることで、ご近所関係が悪くならないよう気よつけて作業をしなくっちゃ。っと考えさせられた一日でした。