関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.03.27

仙台の友人より NO.10

仙台の友人より NO.10

 仙台の友人<クボ>さんの 3/26の日記より転載。
「一言が」
昨日、家族をお風呂に入れるため実家へ
実家はプロパンなのでガスが出ます。
次の供給がいつなのか?
不安から実家でも節約してます
そんな気持ちを知っているので
申し訳ない気持ちで、家族だけお風呂を頂きに
すると目の前を、灯油用のポリタンクを持ち
一歩、歩いては止まりまた一歩歩いては止まっている
おばあちゃんが
ばあちゃん、どこまで運ぶんだ?
そこの奥のアパートというので
もっていってやっからと
持ち上げると3分の1しか入ってない灯油缶
自分なんかが持てば全然軽いのに
重かったんだろうなぁと
聞けば同じ一人暮らしの方から分けてもらい
1キロの道のりを1時間以上運んできたと。
アパートに着き部屋の前に持っていくと
ありがとうねぇ。ほんとにありがとう。と
そして、ちょっとまっててけらいんというと
小さな小皿に煮物が入ってました。
たべでって(食べていってね)と
些細なことでも、ちょっとした一言や所作で
分かち合える苦労
今はみんな一つにならなければいけない時なんだと思います。
震災が発端かもしれませんが
日本自体が、多くの苦労を強いられてます。
all for one
one for all
諸外国が震災後、日本人を称賛してます。
それは、自分の親や祖父母が経験した
苦労をDNAとして持っているからかもしれません。
美しい日本人の心を
その心で、今を乗り切っていきましょう。