関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.03.27

仙台の友人より NO.11

仙台の友人より NO.11

 仙台の友人<クボ>さんの 3/27の日記の転載。
「温度差」

燃料を求める車の列
近くのスタンドでは4キロ近い渋滞が発生してます
スタンドだけはパニック状態
ここ数日、走り回っていたので燃料を入れようと
3時間並び55L入れてもらい満タンにしてもらいました。
でも違和感があるんです。
自分が給油している間隣のレーンでは3台も車が入れ替わる
見ていると10Lも入らない車が次々と給油
聞けば、常に満タンにしたい方が、ほとんどで
最近はギリギリで来る方は少ないですと
あれほど停車している時、エンジンを止めたりしていたのに、
車の発進が遅くても我慢できていたのに
今は、経済速度で走る車を後ろから急に横に飛び出し
抜き去り飛ばす車をみると情けなくなります。
喉元過ぎれば・・。
海沿いの町は、買い出しに行くにも車に人がまとめて乗り
調達し合っている。
そんな車が、ガソリン不足で燃料計を気にしながら走ってます。
たった1時間もかからないところで起きている事を
思えばそんな事ができないと思うのですが。悲しいことです。
仙台では、建物審査が始まりました。
古いマンションでも赤紙が張られ退避指示
引っ越しを余儀なくされている方もおられます。
先程も連絡頂きましたが
業者が来ない。
10階建の9階に住み、エレベーターも止まっているため
業者の方から拒否されているそうです。
100世帯の方が、今も倒壊の恐れがあるマンションで
揺れるたびに「倒れないで」とおびえながら生活してます。
仙台では新潟県の支援でガスが供給され始めました。
戻りつつある住生活の中、薄れつつある地震の影響
まだ多くの方が戻る家もなく避難所暮らしをされている方を思えば
自分たちがしなければいけない事が見えてくると思うのですが
私は、応急危険度判定士に登録をしています。
災害時に建物の安全性を見極め、青色・黄色・赤色の紙を貼る係です。
阪神大震災後に発足をされた組織ですが、まだ一度も実際に現場での活動はしていません。
今後起こりうるだろう東南海地震に備え、東日本での活動を注視しています。