関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.04.18

仙台の友人より NO.20

仙台の友人より NO.20

 仙台の友人<クボ>さんの 4/16の日記の転載。
「変化」

昨日、単会の理事会がありました。
自分は、監査ということで別室で資料と向き合ってましたが
終了後オブザーバーとして理事会に参加しました。
発言は慎むつもりで途中まで黙って聞きました。
自分たちができる支援をしていこうと部長の提案に
先日子供さんをなくされた部員や避難所で炊き出しをした部員が
皆の前で話をしました。
あらゆる支援がある中で、我々がどうのように携わっていくのか
とても重要な話ができたような気がします。
支援する側の考え方や、それに伴う問題であったり
勉強になった事もあった
ひろくいろんな支援が話し合われる事はいいことだと思う
でも、決断が絶対大切だと感じてます。
これをやろうという信念というか思い
そこに皆がついていく
それが組織であり、執行部の支援への信念だと思うから。
当会青年部では、
①これから夏服を集めようと考えてます
②同業者支援
これらを実行していこうとなりました。
今、避難所にいる方は冬服しかありません
春用、夏用、秋用が無いということです。
夏に向けて女性部と青年部で夏服を用意しようと
女性部を入れたのはどうしても女性の物が集めにくい
青年部の実態があるのでそう考えております。
そして、同業者の支援
道具や機器、器具を失って仕事をしたくても
できない方に同じ同業のメンバーが支援をしていく
これを重点にしていきたい
自立支援を考えてます。
同業にしか分からない事もあるので
そこでの支援、交流を推し進めていこうとかんがえております。
先を見据えて行動していく
避難所で困った時にすぐ対応できる内容にしていこう
これが、1時間圏内で被災地に行ける自分たちの
支援だと考えているので
県連にもしっかり働きかけていこうと思ってます。
感じていたことですが、今避難所では
行政と自治会の溝が深くなってきている。
行政への不信感というか関係が難しくなってきている
行動を起こしたくても、県や国の指示待ちで動かない
ボランティアが入ってきて瓦礫の撤去をしようとしても
罹災証明をもらうために被災した家を写真や行政の担当者に
見てもらわないといけない。そのために、瓦礫撤去のボランティアに
そのままにしててくれと言うしかない。
そのような悪循環が生まれている。
自分たちでなんかしようと考えている中
かわいそうに、何もできないだろうからと他の人たちが
自分たちのコミュニティに短期間入りすぐいなくなってしまう。
かわるがわる来る人に対応するだけでつかれてしまい
それだったら断ってくれとなってしまう。
震災の規模が大きいだけに
情報や、コミュニケーションの流れが悪い
そこに大きな問題が生まれてます。
被災地の方達は、「かわいそうに」と言われるよりも「頑張ろう」と
言われる方が今はいいのかも知れない。
かわいそうだという言葉には言う方の方が目上である意識がある
頑張ろうには共に同じ気持ちが込められているのだから。
昨日(4/17)、晴天に恵まれ、大潮だったので、知多半島の南方面は潮干狩りに向かう車でかなり混み合った状態のようでした。
私は、久しぶりの休日。放ったらかしの畑に娘と出かけました。
大根の収穫です。すでに大根の花が咲き、草も伸び放題の状況です。
種から育てた初めての大根。出来は・・・・ とてもスーパーに並べれるような代物ではありません。

100本近く収穫。すべて、2股・3股に分かれ中には5本足の大根も。

みごとな大根あし。

今後立派な大根を育てるために農業の先生「ナカセ農園」さんに、聞きに伺いました。
①畑の耕し方が浅い。
②種育成のポットから移植するさいに根にダメージを与えた?
なるほどの回答です。ちなみに母からの意見ですが、大根の脇に肥料を与える方がよい
雑草との戦いをさけ、発芽用のポットで育てたのですが、以降 根野菜は直植えし、間引き作業もきちんと行うようにします。
大根収穫後のスペースに、夏野菜のピーマン・ナス・ししとうを植えました。昨年失敗したカボチャとサツマイモも植えました。
収穫が楽しみですが、それ以前に、また雑草との戦いが待っています。本業が忙しくなるとなかなか畑に行けないので、今年も野菜本来の生命力にゆだねる無責任農法になるのかも?