関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.06.22

仙台の友人より NO.37

仙台の友人より NO.37

 仙台の友人<クボ>さんの 6/21の日記の転載。
「高速道路無料化について」

昨日、最寄りの区役所に罹災証明(被災者証明)を
頂きに行きました。
区役所周辺は大渋滞
なんで道路がこんなに混んでいるんだろうと思って
区役所に入ると、人人人。
みなさん高速無料の恩恵をと思い
大混雑。
3時過ぎに予約番号875番をもらい
呼ばれている番号は500番台
約400人待ちです。
時間つぶしに町づくり推進課へ
でも罹災証明の助っ人にでているようで知り合いがいません。
しぶしぶ、仮設の待合室に
1時間が過ぎ600番後半の状態
すごい状況でした。
高速を使い沿岸部に物資を届けることが多いので
証明書だけは持っていたいと思い
さらにまつこと1時間
ようやく被災者証明の列に呼ばれました。
番号順に4列に並ばせられました。
自分の後ろでは女性2人がいつまで待たせるの!
投書でもして行政の対応の悪さを言ってやりたいくらい!
聞いている周りの人もイラッとしてうるせぇババァと
飛び火の口げんかまで始まってました。
殺伐とした雰囲気。
申請の進み方で先程まで口げんかしていた
女性2人が自分の隣まで進んできました。
ふと、その方達の話声に耳を疑いました。
申請書類をチェックしながら
これはだれだれ、これは旦那、これは○○ちゃん
手に持っている書類6枚
なんで原付の免許しか持ってない高校生の息子の分まで
申請しているのか理解できません。
原付で高速走れんのか?
案の定、その2人の女性の方達、仮設の窓口で3親等以上は
委任状が必要なのですがと言われ
「そんなの聞いてないけど!だから行政は遅いのよ!」と
ぶちぎれてましたが
申請書の裏にちゃんと書かれてます。
免許証を持っている方全員対象ですが
本当に家族全員分の証明書が必要なのでしょうか?
「もらわなければ損」そんな感覚で申請している人が
多いのかなぁとかんじてました。
何時まで交付していたのかわかりませんが
必要としている人の手に届くまでは
まだまだ時間がかかってしまう感じがします。
被災地支援の一環の高速料金無料化
被災地の方の通勤や営業活動に活躍しているようですが
本来の趣旨とすれば、全国から多くの方が
被災地に入るために使ってくれればいいのにと感じてます。
津波で車を流され車が無い方には全く
メリットがないのですから
先日、支援物資を運んだ際の最後の東浦ICの料金所で、物資輸送の申請書を提出した時に「お疲れ様でした」と係の方がねぎらいの声をかけてくれました。
長距離運転で疲労した体と心に やっと帰ってきたという実感と共に喜びがわきました。