関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2012.08.21

変化

変化

 先日の「事業仕分け」の際に、図書館事業についての仕分けがあり、私も質問や意見をさせていただきました。
指定管理者制度への移行により、直接の人件費削減や事務効率の向上などについての話の中で、半田市の法務局が8月から受付業務他を民間に委託し、その対応の良さも述べさせていただきました。
昨日もまた、法務局に用事があり申請書類の出来上がりを待っていると一人のおばあさんがやってきました。
法務局は初めて見える方にとっては、何をどうしていいのか全く分からないような所です。
おばあさんは、「わしの家の謄本をもらいにきたのだが」と書類受付の男性に話をすると、その職員の方は、おばあさんの住所を聞き代筆をされました。
必要とされる謄本も同住所かを確認し、番号札を渡し受付の処理を済ませました。
「後ろの椅子にかけてお待ちください。」と話されました。
書類(謄本)が出来上がり、女性のスタッフが番号を呼び出します。
書類の受け渡しカウンターの横に、収入印紙の売りさばき所があり、通常は「隣で00円の印紙を購入してください。」と言われるのですが、その女性スタッフの方は、告げたすぐにカウンターより出てみえ、おばあさんに寄り添い、売りさばき所へ向かいました。
係の方に金額を告げ、印紙を受け取ると、申請用紙に貼り付け、出来た謄本を封筒に入れおばあさんに手渡しました。
おばあさんが「ここの人たちは親切だね~」と一言。
スタッフの女性は、にっこりとほほ笑み「ありがとうございます。」と答えられました。
今までではありえない光景でした。
東浦に法務局があった時の職員はとても傲慢な態度で、これが法務局なのだというのが私の法務局に対する概念でした。
民間に業務委託したことにより、こんなにサービスが変わるのか?
ホスピタリティーの精神に感動しました。
そんなこともあり、今日同級生の 「この方」 のNPO法人に快く賛助会費を振り込ませていただきました。
私も皆さんに喜んでもらえるサービス(仕事)を心がけていきます。