関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.03.19

仙台の友人より③

仙台の友人より③

 仙台の友人<クボ>さんの3/19の日記 「つらい話」より転載。

今朝、福島の菅本さんと話をしました。
何も無くなってしまった。人も流され家や家財までも。
原発が近くにあるため、移動、移動の連続
張りつめた状態だからまだ精神状態をたもてるのかもしれない
でも、時がながれ何もすることがなくなったらどうなってしまうんだろう
彼がいる避難所は今日から埼玉スーパーアリーナに移動となるのですが
彼は年老いた祖父が入院しているためそのまま福島に残るそうです。
いわきには高校時代の同級生がおります。
物資も届かず大変な想いをしているはず。
原発があるからという理由で物資を届けられない場所の方は
どう生き抜けばいいの?震災で生き延びた命が消えそうになっているのに
見殺しにするの?同じ震災を受けたものとして心が痛みます。
人が助け合って生きている中で嫌な話も聞きます。
被災された家から通帳と印鑑を盗みあるっているひとがいること。
電気の通っていないコンビニからATMを破壊しお金がぬすまれていること。
ガソリン不足の中、車を走らせ、交通機関が麻痺し一人で歩きで帰っている女性を
狙っている人の事。
本当にそんなことやめてくれ。
0からではなくマイナスからのスタートだけど頑張りましょうと
ある方がインタビューで言ってた。
同じ想いです。
まっすぐに、コツコツと頑張るのみ
武豊町商工会の支援物資を積んだトラックが仙台に到着し、物資の支給を行っています。
仙台の友人<クボ>さんの店の前を通過した際に気づかれ、嬉しかったと話が出来ました。
余震が続く中ですが、十分に気よつけて帰ってきてください。