関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.03.20

仙台の友人より④

仙台の友人より④

 仙台の友人<クボ>さんの 「小さな言葉 大きな希望」 3/19付日記より 転載。

実家でも食糧が微々たるものになってきたので
仙台駅前まで買い出しに行きました。
生鮮品を買うため人の列へ
自分の前には小さな男の子が後ろを見ては
ニコニコしながら自分の顔をのぞきます。
あまりの可愛さに飴玉を1つあげると
おじちゃん、ありがとうと大きな返事
おじちゃん?という言葉には少し抵抗があるものの
素直に受け止める自分
大通りでは、救急車や消防車がサイレンをならし
走り回っている状況
その状況をみて自分の前の子が言った言葉が印象的でした。
大きくなったら消防車になる
いっぱい人をたすけるから。
毎日ひっきりなしにテレビで流れる
震災の現場、悲しみに暮れる人々の姿
子供は子供なりに小さな胸を痛めているんだと
こんな小さな子が、人を気遣っている姿が
愛らしく、頼もしく思えました。
自分が小学校に入った年に宮城県沖地震が発生しました。
家は半壊の状態で、親が陰で泣いている事を
子供ながらに覚えてます。
この災害が、過去の記憶を呼べるようになったころには
この子たちが社会を支えているのでしょう。
とても大きな希望をもらった気がしました。
最後に今日愛知県の武豊商工会のみなさんの車を見ました。
昨年の今頃に当会みやぎ仙台商工会青年部と交流研修会を
こちらで開いた単会のみなさんです。
善意の物資を運んできてくれました。
ありがとうございます。
ガソリンが手に入らない状況です。
道中無事帰られる事を心より祈ってます。
本当にありがとうございます

武豊町商工会では、商工会長の天木さんが経営するガソリンスタンドより、帰路分の燃料を積み込み、会長自ら支援物資を届けに行かれました。
途中のガソリンスタンドでは、燃料を求める車が2km近く並んでいたと報告を受けました。
昨日、19時くらいに支援物資を運んだ武豊の澤田君より、帰路の高速に乗りましたと連絡が入りました。