関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.04.02

仙台の友人より NO.15

仙台の友人より NO.15

 仙台の友人<クボ>さんの 4/1の日記より転載。
「3週間」

震災より3週間が過ぎました
気がつけば4月
時間の感覚がやはり、まだつかめません
長かったような速かったような
4月1日エイプリルフール
だれも気がきいた事を言う人もいない
やはりまだ張りつめている状況です
3月11日が嘘だったら
3週間たったいまだに捜索活動は続いてます。
自衛隊の方が水没地帯にはいり
泥だらけになってます
この3週間家に帰ることなく
捜索活動に従事されていることに
感謝しか言えません。
中には家族を失った方
家が被害に遭っている方
そんな方が多くいるのに
自分の事は後回しで活動している
「僕たちが感謝されるのはこんなときだけですから」
「ここでしている活動が、ゆくゆくは家族の為になることですから」と
話していた自衛官
陰でこういう人に支えられているんだと思うと
感謝の言葉しか言えません
よく書きますが、長いトンネルに入った気分
いつ、このような状態から抜け出せるんだろう
いつ、人間らしい生活環境を築けるのだろう
避難所にいる方を見ていると
そのことだけが浮かびます。
新生活を1日でも早く与えてほしい
仙台は引っ越しの車が目に着くようになりました
荷物を車に積む光景が多く見られました
でも引っ越してくる車はほとんどみませんでした
今の環境では、会社としてもスタートできない
そのため、他地域からも来られないのでしょう
いつもとは違った新年度のスタートです
昨日(4/1)、会社の工程会議を行いました。
それぞれの業種にて震災の影響が出ています。
工程面でも住宅設備の納入不可により、代替えの商品の検討に入り、工事予定が正確に組めない状況になりました。
その反面、正常に戻りつつある商品も出始めました。
今が、ふんばりどころだと想います。