関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.04.26

仙台の友人より NO.28

仙台の友人より NO.28

 仙台の友人<クボ>さんの 4/24の日記の転載。
「善意の行方」

毎日、全国各地から支援の物資を頂いてます。
本当にありがとうございます。
我々青年部が関わっている物資に関しては
できる限り何処に届いているのかを
知って頂ける努力をしてますので
是非、災害支援NET等でご連絡ください。
先日も岡山、山形から東松島そして石巻に
物資をお届け頂きました。
心より感謝申し上げます。
今日は、送っていただいている皆さまというよりは
受け取っている自分たちに対して思うことがあり
書かせていただきます。
全国各地で募金活動もしていただいていると
ご連絡を受けます。
本当にありがたい。
街頭での募金活動や部費の一部を募金してくれたり
今日飲み会やめてその分募金しようと呼びかけてくれたり
いろんな活動していただいていることを多くの方から聞いてます。
全国連や県連が窓口として多くの義捐金を頂いています。
街頭での募金に、子供まで10円100円を入れてくれる。
地震や津波で大変な人たちを想ってくれての行動。
うれしく思ってます。
では、集めたお金何に使うの?
これをやはりはっきりさせなければいけないと思ってます。
被災地の人間がこういうことを言っていいのかわかりませんが
使途については明確にしなければ
善意に対しての義務だと自分は感じてます。
物資では集めた物が、どこの地域に渡されていると
わかるようにしています。
義捐金もやはりそうしなければいけない。
被災した商工会館を立て直すために使います
一部壊れた商工会館の修繕に使います
これは、善意として頂いたお金の使われ方でいいのか?
集めてくれた方達が、説明できる使われ方なのか
善意に対する受け手の行動に
しっかりと考えてくれ!としか言えません。
大変な時期の善意だからこそ
集めてくれた方々が納得する使い方を
そう願ってます。
今復興が叫ばれている中
政府が行おうとしていることは復旧です
一度離れた経済活動は、今までどおりでは
戻りません。
そこに刷新がないから
港湾の整備、農地の整備、経済の循環、観光資源
過去と同じものを復元しても活性化が生まれるのか?
痛みを伴っても今、そこで暮らしていける
町の刷新が必要ではないのだろうか
先を見据えた想像力を短時間で見出す
今求められていることだと自分は思ってます