関浩二のブログ「家いろいろ」BLOG

2011.07.06

仙台の友人より NO.43

仙台の友人より NO.43

 仙台の友人<クボ>さんの 7/5の日記の転載。
「報道と被災地」

今日、青年部の先輩から自転車の提供を受け
南三陸町と石巻に届けていただきました。
トムソーヤさん、ありがとうございます。
瓦礫の撤去が進み、歩道も通りやすくなり
自転車の提供はとてもありがたいとのことでした。
そんな連絡を受け、電話で少し話していました。
水は大丈夫なの?
彼がいる南三陸観洋はここ数日前に
水道も真水が提供されるようになったと言ってました。
トイレの水も真水になったそうです。
それまでは地下水をくみ上げていたのですが
雨が降るとどうしても塩分が混ざってしまっていたそうです。
まだ戸倉地域は水道管の整備が整っておらず
給水車が回っているそうですがその他の
南三陸町はなんとか水道管が引かれたことにより
水の提供ができるようになったようです。
でもその水道管、地上に出ているそうで
町の再生・復興がはっきりしないうちは暫定的なものだそうです。
昨日某大臣の事を書きました。
いろんな局の報道を見ていて違いがありましたよね。
編集される方落とし所を垣間見たような気がします。
今日被災地の方数人と話していて感じたのが
報道の正当性ということでした。
水道から塩分が含まれている水が出ていることに対し
包丁錆びていませんかとの質問。
包丁が錆びていることをメインに報道したいのか
落とし所をそこに持っていこうとしている。
でも、映し出されたその包丁は、平野に住む方が
数日前に持ってきてくれた物であったり
水道が出ない事に、海で洗濯をしていますと報道していたが
週2回ボランティアの方が水道施設の整った場所に運び
洗濯している事実を隠したり
そこの真実まで変える必要がどこにあるのでしょうか?
ネタ探しの取材は話を膨らませたりする必要はないのでは?
そんなことを思います。
仕事のやる気を失っている方もいます。
いつも文句ばかり言って何もしない方もいます。
避難所からパチンコ通いの方もいます。
逆に、被災しているのに被災者の家々を回り瓦礫の撤去を
したり、物を運んだり、町の為に汗水たらしながら
一生懸命の方もおられます。
良くボランティアの方にあの人はダメだとか
聞かされることがあります。
自分の家の瓦礫さえかたずけようとしない。
東北人、あまったれてる。このようなことを言われました。
ボランティアの方が人の為にと集まり、その頑張ろうと言う気持ちが
家族や家、会社を失った被災者には時に重荷に感じる。
そのことを理解して接してもらえれば少しずつ分かってもらえると
思うんですとつたえました。
いい話ばかりが伝えられる中
想い悩む姿はなかなか伝えられない。
心のケアを必要としている方はとても多いのに。
今、心の闇を抱えている方に必要なのは発奮させるための恫喝ではありません。
聞いて、共に考えてあげることなのだと感じてます。