2016.02.26
にんむかんりょう。
にんむかんりょう。
今日(2/26)NPO法人 ネットワーク大府にて、福祉職員研修の講義をしてきました。
私が受け持ったのは、「快適な居住環境整備と介護」の3時間です。
2/16に突然の代打を頼まれて以来、毎日(毎夜)どうしようかと悩みながらもテキストを読み、参考になる文献を探し、あれやこれやとごそごそしていました。
教科書を単純に読むと40分程度。
前任者作成の資料の解説をしても30分。
途中休憩2回で20分。
でも、1時間半で終わってしまいます。
残り90分は自分なりの経験談?でも時間的にかなりのボリュームです。
毎晩の晩酌も半分以下にし、久しぶりに布団の中で読書です。
いつもお世話になっているNPO法人 絆さんの理事長にアドバイスをお願いしたら、「いつもの関さんで全然大丈夫」と。
最後に「経験を交えて話をすれば・・・関さんなら3時間では足りないくらいかも」と心温かい応援をいただきました。
確かに数多くの介護施設を見ています。
そして数多くの住宅改修もしてきました。
祖母や父の介護の現場も知っています。
介護される人・介護する人とも数多く接してきました。
私が話をするのは介護のテクニックではなく、建築での介護との関わりを話せば何とかなる。
その部門の講義なので何も心配はない。
そう思えたら少し楽になりました。
講義はスローペースながら順調に進みました。
教科書の内容も3時限目過ぎに終了。
残りの時間は普段私が手掛けている住宅改修の実例や手掛けた高齢者住宅の話をしました。
最後に自分の家族の体験から介護保険のありがたさを話し時間終了となりました。
3時間を2分ほどオーバーしましたが無事任務完了です。
でも終わってから、予防介護について話をしていないことに気づきました。
教科書にはあまり深く触れていなかったので良かったのかもしれませんが、「夢のみずうみ村」も紹介しておけば良かったとおもいました。
後半に話した認知症の方の住宅改修などは、たぶん建築関係者でも経験が少ないと思いますので良かったのではないかと思います。
受講生の皆さんの参考知識になれば幸いです。